罪悪感。
彼女はその夜、LINEで
「(ゲーム)1から育て上げるから、分からないとかあれば何でも聞いて!」と言ってきた。
この時は気づいてなかったが、
彼女は控えめに言ってかなりワガママちゃん。
パワハラをした意識はなく、
買う時、お金大丈夫?という刹那の心配はされたが、
次の一言は歓喜の叫びでした。
当時、僕は新卒だった。
(が、偶然お金はそこそこあった。)
まぁ、僕も買ったからには極めたい。
というか、僕ゲーム好き。
実践は、実に友人と日々晩飯をかけてウィニングイレブン(※サッカーゲーム)をした大学以来。
正直かなりテンションが上がっていました。
帰りの電車でDSの設定をしました。
ちなみに今回購入したゲームはマリカーとモンハン。
マリカーは僕が欲しかった、モンハンは彼女がしてた。
出費、3万どころじゃないですね。
お金のどんぶり勘定癖やめたい。
マリカーの操作は大体わかる。
モンハンは、、、
中学校くらいの時、欲しくてたまらなかったが買ってもらえなかったという記憶だけある。
10年の時を超え、遅ればせながら手に入れた。
僕はその日から年上さんとLINEをする事になった。
もちろんLINEの内容はモンハン一色。
プライベートな事はお互い詮索をしなかった。
素晴らしいのが、モンハンは初心者からすると、
めちゃくちゃ難しい。
先輩も何でも聞いてと言ってきたのでほんとに色々質問した。
※こんな感じ。
先輩はめちゃくちゃ強かったんですが、
僕 「すぐ追い越すんで。」
先輩「むりむり〜笑」
僕 「いや、みてて下さい」
先輩「がんばって〜w」
なんて会話を会社でしてました。
今思えばそれっぽい会話してるなと。
ゲームを極めたい自分の気持ち。
追いつく目標が連絡とるための口実。
追いついた時に「よく出来たね」と褒めてもらう。
まだ意識はしていないけど、場は整っていました。
こうして僕は狩りに出ました。